サッカーは同じ人数で行うスポーツです。
そのなかで相手よりも有利な状況を作ろうとするのであれば目の前の相手に1対1で勝てば良いのです。
1対1で勝つことができればその分、数的有利な状況を作れますのでチャンスがどんどん増えてくるわけです。
1対1で勝つために
サッカーはフィールドプレーヤーの10人対10人がひとつのコートの中に入り乱れてゲームが進んで行きます。
しかし、大抵の場合には、フォーメーションがあり、敵も味方もバランスのとれた状況で試合が進んでいきます。
その状況を打破するためにドリブルを仕掛け1対1で勝つことが求められるのです。
ドリブルをマスターすることができれば、チームにとっても自分自身にとっても大きな武器となり、チームに必要なキープレーヤーとなることもできます。
ドリブルで勝つための3つのフェイント
ドリブルで1対1を仕掛けて勝つためには様々なフェイントを駆使する必要が出てきます。
ドリブルのフェイントは沢山あってそれは練習によってのみ身につけることができます。
試合で使えるフェイントを3つあげてみたいと思います。
①ボディバランスフェイント
まずは、体の重心を動かすだけで使えるフェイントです。
サッカーは足でプレーするので上半身はあまり気にされないこともありますが、1対1では足下に視線と意識がいくからこそ、上半身を自分が抜きたい反対側に1度振るだけで相手の重心をそちらに動かすことができます。
それを確認した瞬間に逆をとれば1対1にスピードに乗ったまま勝つことができます。
②スピード変化によるフェイント
スピードの緩急によって相手に勝つフェイントもあります。
これは、ゆっくりと近づいて一気にスピードをあげることによって相手を降りきって勝つフェイントです。
また、トップスピードから急激なストップと方向転換を行うことでも相手をふりきることは可能です。
③キックフェイント
試合中だからこそ使えるフェイントとしてはキックフェイントがあります。
試合をしている時には、ドリブルをするだけではなく、パスやシュートという選択肢もあります。
当然、ディフェンダーもその辺りの事も警戒しながら守っていますので、パスやシュートを蹴るふりをしてそこから一気にスピードを上げてドリブルを開始するという方法があります。
チームを勝たせるための仕掛け
サッカーで勝つためには、1対1の局面で勝つことが重要な課題となってきます。
そこで、ドリブルで仕掛けることも重要な手段の一つになってきますが、そのためには様々なフェイントを駆使して相手を抜くことが重要になってきます。
しかし、この仕掛けはタイミングを見たりチーム戦術を理解して行わないと自分勝手なプレーにしかなりません。
どんなに素晴らしいフェイントをマスターしても1対1に勝つことができても最終的にチームが勝つことが重要ですので、チームを勝たせるための仕掛けを行っていくことが大事になってきます。