少年サッカーで伸び悩みを感じる時に行いたい2つのこと

少年サッカーだけに限らずに、子供の頃はスポーツや勉強など何かに打ち込んでいれば、楽しくてドンドンと物事を吸収してできるようになる時期はあります。

その一方で、何をしても上手くいかずにやる気が無くなってしまうようなこともあるのです。

そういった伸び悩みを抱えた時に、少年サッカーではどんなアドバイスをしてあげられるのかを考えてみます。

闇雲に練習をさせて、きっかけを掴む場合もあるかも知れませんが、それぞれの状況を見て、気持ちが前向きになったり、伸び悩みの原因を打破できるようになることが大切になります。

スポンサーリンク
-victory.comレクタングル大

どこかで起きる挫折

少年サッカーをしていれば身体能力の差であったり、体力的な側面が大きく影響する時期でもありますので、どこかで挫折を味わうことも必ず起こります。

そのような時に、どのようにして子供たちを前向きな気持ちにさせ、また伸び悩んだ時に上手く手を差し伸べることができるのかが重要になってきます。

伸び悩みはどんな時期でも、どんな選手にでも必ず起こり得るべきことであります。

そんな時に少年サッカーであれば、なおさら明確な目的意識を持つことができなければサッカーが嫌いになってしまったり、辞めてしまうことにもなりかねません。

ですから、前向きにサッカーが好きで取り組むことができるようにすることも大切なことになるのです。

思うようなプレーができないときに

誰もがいつも思っている通りにプレーすることができれば問題ありませんが、ちょっとした感覚の狂いであったり、自分の中でどこかが上手くいかないと言う時も起こります。

そういった時に、選手は自らもがき練習をするはずですが、指導者としても伸び悩んでいる選手をサポートする必要が出てきます。

そのような時に、当たり前の練習を繰り返すのではなく、気分を変えることができたり、どこかで新しいアイディアやひらめき、さらに発想が生まれたり、自分に自信を持てるような状況を作ってあげることで、選手はまた一皮むけて伸び悩んでいる状況を打破し成長することができるようになります。

①余裕を持ってプレーさせる

伸び悩んでいる選手というのは、自分に余裕がなくなっていることが多いです。

周りの選手が上手くなったり、自分よりもプレーの質の高い選手と一緒にプレーしていると、そこについていけない状況が生まれます。

それは悪いことではなく、そこに追いつこうとしたり、引っ張られて伸びるケースもありますが、自信を失ってしまうと伸び悩みに拍車がかかり、サッカーが嫌になってしまうケースも考えられます。

そういった時に自信を持って、余裕を持ってプレーをすることを学ばせる必要があるのです。

そのような状況では、その選手よりも周りのレベルが少し下がったところであったり、少年サッカーであれば学年が下のカテゴリーでそういう選手を配置することで、中心選手としての自覚を持たせ、また、余裕を持ってプレーすることができるので、自分が主導して様々なプレーを選択することができる様になります。

それにより考える力や捌く力をつけて、自分に余裕を持つことができるようになります。

このような気分の変化が、伸び悩みを解消していくことにも繋がっていくのです。

②基本からやり直す

伸び悩みを抱えている選手にとって、新しいことや自分がなかなかできないことにチャレンジばかりさせることは、重荷になることもあります。

そういった負担をかけさせないために、基本から見直して簡単なことからひとつずつプレーを行っていくことも重要になってくるのです。

サッカーだけに限らずに、勉強や他のスポーツにおいても、どこかで行き詰まることは必ずあります。

そういったときに基本に立ち返り、一からもう一度プレーを見直して基礎からゆっくりとやり直すことで、自分に必要なものが何かをもう一度見つめ直すことにも繋がってくるのです。

ですから伸び悩みをしている選手には慌てさせずに、基礎からやり直すことも重要になってくるのです。

中長期的な目線で育てる

少年サッカーの指導者としては、目先の勝ち負けも重要なことかもしれませんが、中長期的な目線で選手を育てることが、より重要な役割になると考えております。

少年サッカーの指導者であるからこそ、選手をより大きく伸ばすことができれば、将来的にその選手がいかなるカテゴリでプレーしても、嫌な相手と対峙しても負けることなく自分のプレーを貫くことができるはずです。

そのためには、選手の技術力や精神面をしっかりと作ってあげることが重要になります。

そういった観点から考えると、伸び悩みを抱える選手にはそれなりの時間と余裕を持たせてプレーをさせてあげることも重要なポイントと言えます。

目の前で挫折を味わった選手をうまく立ち直らすことができればそれは指導者としての能力も上がっているということが言えます。

スポンサーリンク
-victory.comレクタングル大

-victory.comレクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする