サッカーで使うフェイントで大事な体重移動の時の重心の2つの取り方

サッカーでは、ドリブルのフェイントを使う時に、どうしても体重が移動してしまいます。

自身の体重を移動させるからこそ、相手もそれにつられて体を動かしますので、その逆をついて抜くことができるのです。

しかし、自分の体重移動で体が流れてしまっては、逆に動くことができませんし、抜くことは難しくなってきます。

ですから体重移動の時の重心の取り方というものは、非常に大事なものになってくるのです。

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フェイントは重心をずらす

フェイントを使って相手を抜くことは、逆に考えるならば相手の重心をずらしてやることでバランスを崩し、足が出ないようにして、その脇を抜けていくということになるのです。

人間は、少し重心がずれただけでもバランスが取りにくいものです。

筋力や他の体の重みを使って支えていますが、急に体の向きを変えることやすぐに一歩動き出すことが難しくなります。

ですから、サッカーでフェイントを使う意味は、この重心をずらすところにポイントが置かれるのです。

フェイントを使うことによって、相手の重心をずらし、その瞬間に逆をつけば一気に抜くことができるようになるのでフェイントは有効な手段と言えるのです。

体重移動のやり方

サッカーにおいて体重移動は、重要な動作の一つになってきます。

体重移動を上手く行うことによって、相手がその体の向きに反応しフェイントにかかりやすくなるからです。

そして体重移動をスムーズに行うことで、相手より素早く動き出し、次の動作を早く行うことができるようになるのです。

体重移動を意識して行えれば、最初のフェイントの動きからの切り返しが早くなりますから、相手を置き去りにすることが可能になります。

①上半身で重心を変える

サッカーのドリブルやフェイントは、下半身で行いますので上半身は関係のないように思われるかもしれませんが、実際には、動いていない上半身で重心をとっているのです。

つまり、上半身のバランスが良ければドリブルをしていても崩れることがありませんし、自分が思ったようなドリブルをすることができるのです。

そして、ドリブルの切り返しや体重の変化に上半身をうまく使えば、素早い動きができるようになってきます。

左に行きたい時に、右に一度上半身を降り、左へ体を動かすことでその重みにより下半身も一歩目が出やすくなります。

このように、サッカーでは上半身をうまく使うことも重要になってきます。

②軸足を次の動作の方向へ

サッカーでフェイントをかけるときに重要なのが、次の動作への体重移動になってきます。

フェイントは、ただの見世物ではなく、相手を抜くための方法ですから、相手の重心は崩しても自分の重心が崩れてしまってはいけません。

そこで、フェイントをかけて軸足になる方の動作を、次の動きへと向けることで素早い体重移動を行って、次の動作に支障がない様にするのです。

そのために重心をしっかりと、軸足に移すことが大切になってきます。

フェイントの時の滑らかさ

サッカーにおけるフェイントの時の滑らかさは、重要なポイントの一つになってきます。

フェイントをかけて逆をつく時に、ゆっくりとした動きをしていては意味がありません。

フェイントをかけた後には、スムーズな体重移動により相手の逆をつかなければいけないからです。

その時には、体重移動をする時の重心の位置が重要になってきます。

基本的には、右にフェイントをかけても左へ行くことが前提ですから、自分の重心は左側に持っていくことで、右の動きは完全なおとりにすることができるのです。

しかし右に重心を移動させてしまうと、次の動きができなくなってしまうので、スムーズな動きができず、なめらかなフェイントをかけることができなくなってしまいます。

ですから、重心の移動を上手く行うことでなめらかなフェイントをかけることが大事になってきます。

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