サッカーでは、シュートを決めて点を取らなければ、どんなに良い内容をしていても結果が伴いません。
点を取り、勝つのがサッカーというチームの役割であり競技の醍醐味ですから、点を取るために何をすべきかを考えるべきであり、そのために一番大事なことがシュートを打つということです。
相手ゴールに向かってシュートを打つことで、どんな形であれゴールを取るチャンスが生まれてくるのです。
シュートを打たなければ、どんなに素晴らしいパスワークをしていても点を取ることができないので意味がないのです。
そのための実践で使えるシュートを磨くための練習を考えていきます。
点をとる基本のシュート
サッカーにおいてシュートとは、点を取るための最も基本的な技術となってきます。
シュートの精度が良くなったり、シュートスピードがあればそれだけ他の人よりも点を取りやすくなってくるからです。
シュートとはパワーだけでなく、コントロール重視でも得点を取れるものです。
ですからシュートと言っても、何もフルパワーで打ち続ける必要はなく、コントロールが定まっていたり、タイミングがずれていればそれだけゴールに入りやすくなるのです。
基本的なシュート練習を行いながら、自分だけの得意な形を見つけていくことが重要になってきます。
シュートを磨く練習
サッカーにおいて、シュートの技術を磨くことは、非常に重要なポイントです。
そのための練習方法はたくさんありますが、基本としては思った場所にボールを蹴れること、動きながらボールを蹴れること、そして、ゴールをイメージしてキーパーの逆をついたり、タイミングをずらすようなシュートを蹴れること、その3点が基本となってきます。
シュートを磨いていくには、そういったポイントを押さえながら、自分自身で頭を使って一本一本シュートを打っていく必要があるのです。
①思った場所に蹴ること
サッカーにおけるシュート練習のメニューで第一に必要なことは、思った場所にボールを蹴れるようになることです。
サッカーのシュート練習で技術を上達するために必要なことは、思い通りにボールを蹴れるようにすることです。
そのための練習方法として、ボールを足元から少しだけ転がし、それをゴールに向かってシュートします。
その際にキーパーがいてるのであれば、キーパーが届かない所へ、そして、キーパーがいないのであれば、ゴールのバーにビブスやタオルを掛け、そこを狙ってシュートを打つメニューを繰り返せば、自然とコントロールが付いてきます。
この時に一回ずつ集中力を持って練習することが重要になります。
②動きながら蹴ること
サッカーでシュートが上手くなるための練習メニューで重要なことは、動きながらボールを蹴る技術が高くなる必要があります。
サッカーとは、常に走りながら、動きながらボールを受け、ボールを蹴る競技ですから、シュートを上手くなるためには、コーンなどの障害物を置き、そこにドリブルを仕掛けて行って、素早く交わし、そのままシュートを打つ、また後からボールを蹴り出してもらい、そこに走り込んでダイレクトでシュート打ったり、背中越しにボールを受けて、ボールを受けると同時に振り向き、その流れで素早くシュートを打つ、そういった練習メニューを何種類も繰り返すことで体が自然と流れの中で動くようになってきます。
こういった技術を積み重ねることが、シュートが上手くなるための方法と言えるのです。
③ゴールをイメージしながら蹴ること
サッカーで使えるシュート練習として重要なのは、常にゴールの位置やゴールの四隅をイメージしながらシュート練習をすることです。
シュート練習のどんなメニューであっても、ただゴールがある方向に漠然と蹴っているだけではなかなか成長することはできません。
本当に大事なのは、ゴールの中でもキーパーが取りにくい四隅へ蹴り込むことです。
そのためにはトラップをして、ゴールの位置を見てシュートを打つことも重要ですが、ボールが来る前にゴールの位置を確認しておくことで、イメージを頭に描き、ゴールを見ずに素早くシュートを打つことで、ゴールにつなげるという方法も重要なやり方になってくるからです。
そのためには、日頃からゴールの位置を意識しておくことが重要になるのです。
アイデアが大事なシュート
サッカーのシュートは、練習を繰り返し、キックの精度やタイミングを掴んでいくことが重要なポイントです。
しかし、それだけではなく、シュートとはアイディアも重要なものになってくるのです。
とにかく思いっきりシュートを打てばいいものではなく、コントロールをつけて狙ってみたり、シュートフェイントを入れてキーパーをずらしてみたり、様々なやり方でシュートは打つことができます。
ですから、練習メニューの中で色々な方法を試し、自分が使えるバリエーションを増やしていくことが何よりも重要なことになってきます。