サッカーでは強いシュートを打つことが出来れば、相手のゴールキーパーが反応していたとしても、それよりも早くゴールを奪うことができます。
強くシュートを打とうと考えると筋力が必要になるかとも思いますが、決してそれだけではなくコツをつかめば大きな筋肉がなくてもシュートを強く打つことはできます。
シュートの打ち方
サッカーで強いシュートを打とうと考えると足に力が入ります。
また、力いっぱいシュートを打とうとすると足だけではなく、体中に力が入って余計に力がボールに伝わらずに強いシュートを打つことが難しくなるものです。
そこで、シュートの打ち方としては、いつ、いかなる状況であってもリラックスした状態を保ちつつ、上半身も含めた体全体を使ってボールへ力を伝えることが大事になってきます。
腕を上げることでバランスを取りながら体を大きく開くことができますので、胸も開きますし、股関節も大きく動かすことができます。
そのようにして、体が一番開いた状態から一気に縮めて、ボールへと力を加えることでしっかりとしたシュートを強く打つことができるのです。
強いシュートのために
サッカーでシュートを強く打つには筋力が必要だと言われますが、それだけではありません。
むしろ、体が出来ていないときには無理に筋肉はつけない方が良いのです。
それでも蹴り方に気を付ければシュートを強く打つことはできます。
①ミートポイント
まずはボールをミートするポイントですが、強くシュートを打つにはインステップキックが1番です。
ボールに真っ直ぐ、もしくは少し斜めに入って足の甲で強く押し出すようにボールを蹴り出します。
足の甲は硬い場所ですので、全身の力を強くボールに伝えてシュートを打つことができます。
②足の振り
強くシュートを打つために次に大事になってくることは、足の振りになってきます。
大きく足を上げることは大事なことですが、上げた足を速く戻すことでそのスピードをボールへ伝えて、強くシュートが打てるようになるのです。
③膝下の速さ
足の振りが大事としましたが、その中でも膝下の振りをコンパクトに早く行うことが最も重要なことになります。
腿から大きく振り上げたとしてもそれを振るのは長い竿を振るようなもので、ボールに当てることが難しくなります。
膝下を速く振ることは短く持ったバットを振るようなものですので、ボールに足をきちんと当てることができるのです。
その中で振りを速くすれば、よりスピードがボールに乗りますので強くシュートを打つことができます。
体にあったトレーニング
サッカーでシュートを強く打ちたいのであれば筋トレを行って筋力をつければ良いと感じるかもしれませんが、子供であったり、まだ体のできていない状態での筋トレはあまり良いものではありませんので、ボールを蹴りながら技術と同時に筋力を磨いていくことが一番大事になってきます。
筋トレは体ができた高校生くらいからであれば始めていいですが、それまではボールを沢山蹴って、蹴り方でシュートを強く打てるようになることが大切です。