サッカー界において、現在、世界最高の選手の一人がメッシであります。
彼の凄さというのは、そのドリブルが一番の魅力だと思われます。
スピードがある上で、駆け引きがメインでほとんどすべての相手を抜いてしまいますし、テレビなどで見ている限りでは、なぜディフェンダーがボールを取れないのか、そこがわからないほどに難しいことをしているようには見えませんが、それゆえに凄さに溢れていると言えます。
メッシは上背があるわけではありませんが、それでも十分にサッカー選手として超一流になることができる観点から考えてもサッカーは体格ではなく、ドリブルなどの長所を生かすことで充分に生きていけるスポーツであると言えます。
メッシならではのドリブル
①細かなボールタッチ
メッシのドリブルがすごい理由の一つ目はボールタッチが細かいというところになってきます。
細かくボールタッチをするように心がけることがドリブルにおいては重要になってきます。
なぜなら、細かいタッチができれば、相手が寄ってきたときや、ボールを取りに足を出してきたときにすぐにボールの位置をずらしてかわすことができるからです。
このような理由はわかっていても自分が走るための間合いであったり、ボールを触りやすい間隔というものがあるので、メッシほど細かいタッチはなかなかすることができません。
②タイミングをずらすテクニック
メッシのドリブルがすごい次の理由としては、タイミングをずらすテクニックというのが非常に優れているというところにあります。
相手ディフェンダーが足を出してきたり、ボールを奪うために体を寄せてきても、それを瞬間的にかわしてしまう技術です。
これは、フェイントを使って相手をかわすということではなく、その瞬間に相手や味方、全ての動きを見極めて、最高のコース取りをしながらドリブルをするので、何か特別なことをしているようには見えなくても本人が感じる感覚でドリブルができているということになってきます。
③読めないタイミング
そして、最後の理由としては、ドリブルをするときのタイミングが読めないということです。
通常は、周りを見るために顔を上げてしっかりと周りを見るように指導していくものです。
当然、その過程で自分のやりやすい形を見つけていくのですが、メッシの場合にはほとんど顔が上がりません。
ですから、どこでパスを出したり、シュートをうちたいのか、また、どのような位置取りでドリブルをしていきたいのかわかりずらいので相手ディフェンダーをかわしやすいと言えます。
かわしにくいドリブル
メッシのドリブルを参考にして、かわしにくいドリブルというものを追求するもの大事なことです。
ドリブルは、人それぞれにやりやすい形がありますので、メッシにあこがれて同じような形を練習しても良いですし、マスターできなければ自分だけの形を模索することも大事です。
ディフェンダーにとられない形を持っていればそれが誰にも真似のできない武器となります。
メッシのドリブルがとられない理由はそのスピードもさることながら、ボールタッチや周りとの駆け引きという非常に高等な技術が詰まっているのです。
まとめ
メッシは世界最高の選手の一人であります。
彼のようになりたいと考えている人は多いでしょうが、決して近づけないわけではありません。
それは、全ての技術レベルやスピードが超一流であることはもちろんですが、とられないドリブルの理由を考えてみれば自分でも理解して、練習することも十分に可能になります。
メッシのような効果的なドリブルを身に付けるために自分自身を磨いていくことで少しでも近づくことができるようになるはずです。