少年サッカーで考えるべき2つの練習量

少年サッカーの年代では、多くの事を吸収しやすい年代と言えます。

沢山のことを吸収できる年代ではありますが、練習量を考えなければ、怪我をしたりオーバートレーニングになってしまいます。

少年サッカーで大事なのは、サッカーを楽しみながら上達できるだけの練習量にしなければいけないのです。

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練習は量と質

少年サッカーに限らずに、練習というのはとにかく長い時間行えば良いというものでもありません。

練習量ももちろん必要になってくるものですが、長時間ずっと練習を続けても集中力が続きませんし、飽きたり、だらけたりすることで技術が伸びないこともありますし、最悪なケースを考えると怪我をすることもありますので、練習量を多くすれば良いという考え方は賛同できるものではありません。

練習は決まった時間をきちんとこなして、その中でいかに質の高い練習をしていけるのかが大事になってきます。

しかし、年に1回くらいは合宿などで、長時間にわたる練習量をしっかりととって練習することも大切なことになってきます。

ずっと練習をすることで、辛い練習に耐えたという自信が芽生えて、試合で苦しくてもそのくらいのものと思って体が動くようになってくるからです。

練習の種類で量も考える

練習量は多くし過ぎると怪我をする危険もありますので、体ができていない少年サッカーでは、休養を与えることもとても大事なことになってきます。

練習量というのは、その練習内容によっても変わってくるものなのです。

①技術系トレーニング

技術系のトレーニングとは、基礎練習やシュート練習、パス練習などボールを使って行う練習です。

その中でも1対1などのように対人のものやトップスピードで走ったりする必要のないものをあげています。

こういった技術系のトレーニングを行う時の練習量は、多くても問題ありません。

ボールを蹴る時に痛みがあるようなら、練習を中止すべきですが、通常であれば、このような練習で怪我をすることはそうそうありませんので、長めの練習量でも問題ありませんし、繰り返し行うことで身体が感覚を覚えていくので時間をしっかりととって行うのも大事なことになってきます。

しかし、ずっと同じメニューをしていては、飽きますし効率も良くないので、色々なメニューを時間を区切って多く行うことが効果的と言えます。

②体力系トレーニング

体力系トレーニングは、サーキットトレーニングやランニングなどですが、少年サッカーの間は走ることは大事ですが、筋トレなどはそれほどする必要もありません。

サーキットトレーニングも、あまり筋力をアップさせるようなものではなく、ドリブルをしながら行うものであったり、瞬発力を付けるためのものであったりすることが望ましいです。

少年サッカーの年代では、これから体ができていきますので、ボールを使った1対1などの中で体力アップを図ることが大切なことになってきます。

適度な練習量を

とにかく練習量を多くして、時間をこなせば上手くなるということはありません。

もちろん、集中力が続くのであれば、できる限り長く練習量を取るべきかもしれませんが、実際にはそれだけの集中力というのは続くものではありません。

また、練習量だけを多くしては、怪我をする原因にもなり兼ねません。

ですから、集中力の続く練習量、練習時間を見極めて、数時間の間で効率的に技術の向上ができるように練習メニューを組み立てていくことが何よりも大事なことになってくるのです。

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