サッカーでは色々な技術が必要になってきます。
キックの精度やトラップ、ドリブルなど実に多彩な技術を使ってチームで得点を狙うスポーツですが、その中でもドリブルは個人の力で状況を打開できるものですから、身に付けたいものです。
スピードがあれば、ドリブルにとってもそれが大きな武器になることは言うまでもありませんが、スピード変化を付けることによって、それほどスピードのない人でも十分に速さを出すことは可能なのです。
サッカーにおけるドリブルとは
サッカーの試合では、ドリブル中というのが一番ボールを触れる時間でもあります。
やはり自分がボールに触っている時間が長いとそれだけ楽しいものですからドリブルが上手になれば、それだけ相手にボールを取られることもなくなりますし、味方からの信頼も高くなれば、ボールが集まってくるようにもなってきます。
ドリブルとは、個人の技術でどんどん上手くなることのできるものですし、上手くなれば、自分にとってもチームにとっても大きな武器となっていくものなのです。
ドリブルで使えるスピード変化とは
サッカーの試合の中では、多くの選手が入り乱れているからこそ、スピード変化を上手く使うことでも十分にドリブルを活かすことができます。
そのための2つのスピード変化を考えます。
①縦の緩急
まずは、縦のスピード変化です。
これは、ストップ&ゴーをいかにスピードの違いを持って行えるのかがポイントになります。
足が速ければいいのではなく、0から100へ、またはその逆でのスピードの変化をつけられるかという点が大事になってきます。
相手が足を止めた瞬間にトップスピードでダッシュすることができれば、それだけで相手を振り切るドリブルになるのです。
②横の緩急
横に緩急をつける方法もあります。
どちらか片方のサイドに流れるような動きをしていて、相手の体がそちらに動いた瞬間に逆へ一気ににスピードを上げて抜けるという方法です。
こちらも、スピードが速くなくても、緩急の変化ということで、最初の動きをゆっくりと行ってそこからどれだけ100に近いスピードを一気に出す事ができるのかが重要なポイントになってきます。
このスピード変化はサイドでの1対1に有効な手段と言えます。
チームの武器としてのドリブル
ドリブルが上手くなれば、チームにとっても自分にとっても大きな武器となります。
自分の武器として活かすことは個人をアピールする上でも有効な手段になりますが、試合中には流れを見たり、使いどころをきちんと考えるだけの判断力も必要になってくるのです。
チームが勝つために自分にできる役割として、ドリブルを一つの手段にしなければいけないのです。
ドリブルでチームに貢献するには、緩急を活かしたドリブルスピードも大事になりますが、それ以上に判断のスピードを上げていくことも大事になってきます。